この記事では、『ダイエットでジョギング時間で効果は変わるの?朝と夜の違いも!』をテーマにダイエットでジョギングの時間の長さや時間帯によって効果が変わるのかをご紹介します。
この記事を読むことで、ジョギングはなぜダイエットに効果的なのか、朝と夜に行うことで得られる効果の違いが分かるようになります。
長時間ジョギングをしなければいけないと思ってやっていない方は損をしますよ。
短い時間でも効果はあります。
ダイエットに効果的なジョギング
ジョギングはランニングと同じ扱いをされがちですが、実は違うんですよ。
違いを言えば、定義と運動強度、速さの3つです。
定義
定義としては、ジョギングはゆっくり走るという意味です。
簡単にいえば走る方法といったところでしょうか。
ランニングは、走ることすべてです。
徒競走やマラソンなどのランニングに含まれます。
これだとジョギングとランニングをごちゃ混ぜにするもの無理ありませんが・・・。
運動強度
運動強度は、ジョギングよりランニングの方が高いです。
運動強度の単位としてMETs(メッツ)というものがあります。
METs(メッツ)は、安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度をしまします。
ランニングは9.8METsでジョギングは7.0METsです。
ランニングは、つらそうなイメージがありますよね。
速さ
速さは、定義でも触れていますがジョギングは遅く、ランニングは早いです。
しかし、この表現だと走る人によって感覚がバラバラなので、どれくらいが早くどれくらいが遅いのかがわかりません。
目安としては、ジョギングは会話ができて歩いている人より早いくらい。
それに対しランニングは、息が上がっていて必至に走っている状態。
ダイエットはどっちがいいの?
ダイエットにどちらがいいかといえば、ジョギングです!
強度が低いジョギングの方が強度の高いランニングよりも脂肪を効率よく燃やすことができます。
これは、心拍数が関係してきます。
ダイエットに適した心拍数の目安はカルボーネン法の計算式で目標係数40~60%を当てはめて算出された数値になります。
カルボーネン法の計算式は以下の通りです。
最大心拍数は220-年齢です。
目標心拍数=(最大心拍数-安静時心拍数)×目標係数(%)+安静時心拍数
(計算例)32歳で安静時心拍数80の人とする
目標心拍数=(220-32)-80×0.4~0.6+80=123.2~144.8
目標心拍数が123.2~144.8となります。
ジョギングの時間帯で効果は変わる?
ダイエット目的のジョギングで時間帯によって得られる効果に違いはあるのでしょうか?
実は、朝と夜のジョギングでは得られる効果が違ってきます。
朝にジョギング
朝のジョギングは脂肪燃焼の効率が非常にいいです。
起床後は、体温が低い状態。
朝にジョギングを行うと、体がポカポカポカしてきます。
それにより基礎代謝も高まりますよ。
また、人間にはもともと持っている体内時計があります。
体内時計は25時間周期で働いています。
人間の1日の時間は24時間なので1時間ズレてしまいます。
これがそのままだと時差ボケになったように体がすっきりしません。
ジョギングを行うことでこのズレをリセットすることができます。
朝のジョギング注意点
起床後なので、目は覚めていても体はばっちり起きている状態ではありません。
それに、体も硬いのでこの状態でジョギングをすると負担が大きくなります。
準備運動を入念にして、体をほぐしましょう。
また、起床後は寝ている間に汗をかいていて水分が足りていません。
ジョギングをして脱水症状などになるといけないのでコップ1杯の水を飲みましょうね。
夜にジョギング
朝に比べると体を動かしやすくなっています。
また、朝より比較的長い時間ジョギングすることができます。
夜にジョギングすることで、ストレスを発散することができます。
なのでリフレッシュすることができますね。
ある程度仕事の時間が決まっている方は時間が確保しやすいです。
適度な疲労感を得られるので、質のいい睡眠がとれます。
なので、翌日はすっきり目覚められます。
夜のジョギング注意点
夜は暗いので、車からだとジョギングしている人を認識しづらいです。
特に上下真っ黒のウェアだとほぼ見えないので好ましくありません。
反射素材がついたウェアやたすき、バンド、ライトを身に着けておきましょう。
事故にあってしまったらダイエットどころではありません。
身の安全に注意しましょう。
ジョギングは長い時間じゃないと無意味?
ジョギングなどの有酸素運動は20分以上行わないと効果が無いと言われています。
でも、忙しいサラリーマンの方は長い時間を割くのは現実的に厳しいですよね。
休日ならまだしも、平日なんて仕事だし子供の世話や奥さんの照台もしなければいけません。
しかし、20分以上確保できなければジョギングなんていみがない・・・。
諦めないでください!
実は、ジョギングは20分以上行わないと脂肪が燃焼されないわけではありません。
ジョギングは20以上行うと脂肪燃焼の効率は良くなるのは確か。
実際は、ジョギングを始めた直後から脂肪は燃えています。
燃えてはいるのですが、割合がすごく低いというだけです。
最近の研究では、30分の有酸素運動と10分を1日3回に分けた有酸素運動を比較した実験が行われましたが、結果としてどちらも脂肪燃焼に差はあまりないということがわかりました。
なので、朝15分夜15分と細切れ時間を活用していけばいいですね。
まとめ
この記事では、『ダイエットでジョギング時間で効果は変わるの?朝と夜の違いも!』をテーマにお届けしましたが参考になりましたか?
ジョギングでダイエットをするときの時間と効果の関係は以下の通りでしたね。
・ダイエット効果は心拍数が関係している
・朝のジョギングは脂肪燃焼効果が高い
・夜のジョギングはストレス解消効果が高い
・短い時間でも効果はある
忙しいサラリーマンの方は、朝と夜に15分ずつ走るのが良いかもしれませんね。
朝は、コップ一杯の水を飲み、夜は車のドライバーなどに自分の存在を知ってもらう対策をしなければいけませんね。
ジョギングの習慣を身につけて、痩せやすく太りにくい体づくりをしましょうね。